内視鏡検査(胃カメラ)(Web予約時)
上部消化管内視鏡検査(食道・胃・十二指腸)
経口内視鏡はもちろん、経鼻内視鏡、鎮静剤を使用した内視鏡検査にも対応しております。
当クリニックではできるだけ負担の少ない内視鏡検査を第一に考えて行っております。
当クリニックの内視鏡システムは、富士フイルム社製の高性能な内視鏡システムです。直径5㎜程度の非常に細い胃内視鏡(胃カメラ)であることに加え、BLI(Blue LASER Imaging)機能やLCI(Linked Color Imaging)機能が搭載されている、最新かつ高精度な機器を導入し、これらの最新の画像技術により小さな病変も見逃さない精密な胃カメラ検査を行います。
検査方法
①検査は予約制です
胃カメラ検査は予約制となっておりますので、事前に当クリニックのホームページでご予約をお取りください。
胃カメラ歴や、口から、又は鼻からのご希望、鎮静剤のご希望については、予約時の問診にございますので、お手数をおかけしますが、お答えください。
可能でありましたら、ホームページから問診票をダウンロード・出力の上、ご記入いただき、ご持参ください。問診票はこちら
鼻からの検査をご希望の場合でも、鼻腔(鼻の通り道)が狭い方やその他の状況にて口からの検査をさせていただくことがあること、ご理解、ご了承ください。
また、鎮静剤を使用をご希望の場合は、検査後少しお休みいただく時間が必要なこと、並びに検査後一日は運転(自動車・バイク・自転車)ができません事、お薬の影響で検査前後の記憶が薄れることがあること(異常ではありません)など、ご理解、ご了承ください。
現時点で、血液をサラサラにするお薬や、糖尿病のお薬を内服・使用されておられる方はWeb予約での胃カメラ検査は行っておりませんので、一度診察の上での胃カメラ検査となりますこと、ご理解、ご了承ください。
胃カメラを行うかどうかの相談の上での検査をご希望な方や、ご不明点がある方は、通常の診察を受けていただき、その後胃カメラの予約をさせていただきます。
その際の流れにつきましては、下記のページをご参照ください。
◎検査時にお持ちいただくもの
-
- 保険証
- 服用中のお薬がある方は、お薬手帳などお薬の内容がわかるもの
- 人間ドックや健診で引っかかった方はその検査結果一式
- 可能であれば、ホームページから問診票をダウンロード・出力の上、ご記入いただきご持参ください
②検査当日
検査当日は、朝から食事は摂らないでください。
水分(水・お茶)の摂取に制限はありません。
内服されておられる薬は少量の水分で起床後服用してください。
現時点で、血液をサラサラにするお薬や、糖尿病のお薬を内服・使用されておられる方はWeb予約での胃カメラ検査は行っておりませんので、一度診察の上での胃カメラ検査となりますこと、ご理解、ご了承ください。
③来院時
検査時間の15分前にご来院ください。
受付にて保険証やお薬手帳、検査結果など、ご持参されたものをお出しください。
問診票を出力、ご記入された方は、受付時にお渡しください。
④診察
診察室にて、検査のご説明、同意書のお渡し、記入などさせていただきます。
⑤検査の前処置
胃カメラ検査を行う前に、胃の粘液や泡を消すお薬を飲んでいただき、胃の壁をきれいにして観察しやすくします。その後、喉(経鼻内視鏡の場合は鼻も)に麻酔をかけて内視鏡を挿入しやすくします。鎮静剤を使用する場合は、鎮静剤の注射、点滴を行います。
⑥検査
内視鏡を挿入して、食道、胃、十二指腸を観察します。検査時間の目安は5~15分程度です。鎮静剤を使用された場合は、院内にてお休みいただきます。
⑦検査結果のご説明
検査結果を、内視鏡の写真をご覧いただきながら、ご説明させていただきます。
経鼻内視鏡について
鼻から行う内視鏡検査は、内視鏡が吐き気(咽頭反射)の主な原因となる舌の根元に触れにくいので、検査中の吐き気を減らすことができ、比較的楽に検査を受けることができます。経鼻内視鏡検査の欠点であった画質の劣りに関しても、当クリニックが導入しております最新の内視鏡装置の精度により高画質な検査が可能となりました。
検査中は会話も可能ですので、少しでも緊張や不安を和らげる助けとなります。欠点としては、鼻の奥の鼻腔・鼻道が狭い方の場合、内視鏡の挿入が困難な場合があり、無理をすると出血のリスクが上がるため、口からの検査に変更させていただくことがあります。
鎮静剤を用いた内視鏡について
当クリニックでは少量の鎮静剤(静脈麻酔)を用いながら、内視鏡検査を行うことで、比較的楽に検査をお受けいただくことが可能です。
検査後は安全に帰宅いただくため、しばらく院内にて休憩してから帰宅していただきます。注意点としましては、検査後眠気が時間をあけて強くなることもあるため、検査後一日は運転(車、自転車、バイク)ができませんので、その点ご留意ください。
上部内視鏡検査(胃カメラ)でわかる疾患
上部内視鏡検査では、逆流性食道炎や、急性胃炎、慢性胃炎、胃ポリープ、胃潰瘍、十二指腸炎、十二指腸ポリープ、十二指腸潰瘍などの診断に加え、CT・MRIでは検知できないサイズの食道がん、胃がん、十二指腸がんといった悪性腫瘍の早期発見に非常に有効です。
内視鏡検査にてヘリコバクターピロリ感染等に関与する胃炎の可能性の判断ができるため、その診断や治療の必要性も診断が可能です。
費用
胃カメラ(観察のみ) 約2,000円(1割負担) 約5,000円(3割負担)
胃カメラ+病理組織検査 約3,000円〜4,500円(1割負担) 約9,000円〜13,000円(3割負担)
ピロリ菌検査費用 追加+約600円(1割負担) 追加+約1,800円(3割負担)
初・再診料などが別途必要です。 鎮静剤を使用する場合は別途費用が発生します。 病理組織検査は、組織を取った部位などによって料金が異なります。